来た木た春が10

木工品は製作の手順と工程数を大方把握しているのに天秤ウキだけはノーカウント。

削りの向きを変えたりドリルを変えたりと手順も工程も複雑で数えても仕方ない様な。

　

普通は進む工程で出来上がりの目途が立ちますがウキは削りも穴あけも行ったり来たり。

そんな事でウキ先端から2∮の通し穴をあける段になって・・あ！出来上がり(^^)/

　

天秤オモリの形を見ないと合点が行きませんがオモリからは樹脂キャップを通して長い針金が出ていてそれに釣り針の付いた鉤素(はりす)を結んで一式とします。

　

流線型に削って中にあけた大きな穴までウキの先端から2∮の細い穴を通すのが最終工程。

ようやく天秤ウキの出来上がり・・と言う訳です(*^^)v

　

天秤ウキ10

通し穴

ウキの先を更に細く削って2∮の穴あけ

中から天秤オモリの針金を通す穴

　

1個

天秤27号用木のキャップウキ

20個の依頼にあと19個を作る長々場