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新木に引き継ぎ23 [独楽]

今回共に数多く作ったどんぐり独楽の中に昔の本紫檀材特大品があります。
貴重な銘木の紫檀材が手に入った頃に茶筒一個分も使った今にして思えば勿体ない話。
 
ずっしりと重くて手もみで回すのも大変で特製の糸巻き回し具を作って対応済み。
他に作った大き目のひねり独楽の10倍くらいも重くてその分めちゃ長く回る逸品です。
 
独楽も含めて動くおもちゃを作った時は何回目のリピートでも毎回動画で記録。
以前にも特大どんぐりと共に撮ったのはブログの容量制限で回した中間の画像だけ。
 
回し始めの様子は一瞬ですが編集に苦労し乍ら初めて容量内で記録に残しました(*^^*)
 
どんぐり独楽11 完
11どんぐり24.JPG
特大
以前に作った紫檀材のどんぐり独楽も仲間入り
大き過ぎて重すぎて上手く回せる様に特製の回し具でビューン(^^)/
 
ロードショー
何回も取り直して容量5MG未満に収めた貴重な動画です

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新木に引き継ぎ22 [独楽]

どんぐり独楽作りを何日続けても飽きることは無いのですが・・・
如何せん好きな道楽には切りがなくて程々で手を打ちます(^^)/
 
数ものは何個も何十個も作っても出来上がる傍からあっちこっちへとお嫁入り。
最近は同好会のイベントも減って作品出品の機会も少なくなってその殆どはプレゼント。
  
作るのに切りを付ける頃には何個何処へ行ったかも忘れがち。
でもそこそこの数は手元に無いと気が済まず貯まった気がすればはいそれ迄(*^^*)
 
どんぐり独楽10
10どんぐり21.JPG
二個目
少し大ぶりで回りも上々
 
10どんぐり22.JPG
二個目と一個目
単独の画像では分からない大きさの違い
作る手間や時間は大差なし
 
11どんぐり23.JPG
一回に5,6個
日に2,3時間ずつ根気良く作り続けて

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ちょっと休憩

昨年の事、公園ウォーキングで目にしたモチの木のムラサキ色の実をupしました。
夏の青い実が秋に何色になるかで樹種が分かると。
 
全部がムラサキ色になって結局なにモチか分からず終い(調べても区別がつかず)。
ところがところがここに来て新発見。
 
長年のウォーキングでいつも通る道の木々の奥に赤い実を見付けてナンテン?
10メートルはあろうかと言う大木で葉っぱの形はナンテンに非ず。
 
パチパチと撮って家に戻ってから調べると葉と実の色かたちからどうやらシイモチ?
年が明けてひと月もうじき立春、赤い実は落ちる気配もなく未だびっしりです(^^♪
 
シイモチ2.JPG
シイモチ
公園で初めて見付けた赤い実の生る大木に、へぇ~っ!
 
シイモチ1.JPG
ナンテンそっくり
実だけ見れば何の木か分かりません
 
シイモチ3.JPG
朝日
逆光で幻想じみたシイモチ(と思われる)の大木

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新木に引き継ぎ21 [独楽]

画像では同じに見えても木工どんぐり独楽の一個毎の加工は微妙な違い。
同じ樹種ウォールナットも硬さの違いに木目の有り無しでツール捌きの手ごたえも。
 
毎度の事ですがウッドターニングは材料の中に隠れた造形を彫り出す感じ。
アートで斬新な形状をとは思うだけで実際はリアルに本物そっくりにと手が動きます。
 
何年経っても続けても飽きない木工の趣味道楽、どんぐり独楽作りも飽きません(^^♪
 
どんぐり独楽9
9どんぐり18.JPG
二個目
前のよりも少し太い材料で大き目のどんぐりを
 
9どんぐり19.JPG
手順は同じ
見てくれも材料のウォールナットも加工要領も同じ
でもツールには軟硬引っ掛かりと作り手だけに伝わる諸々の違い
 
9どんぐり20.JPG
あとちょっと
細い軸削りの正念場

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新木に引き継ぎ20 [独楽]

どんぐり独楽を作るよりも時間を掛けて写真を撮り乍ら講釈を垂れ乍らのレポート。
何とか一個出来て、ほっ!きれいに回ってもう一度、ほっ!(^^)/
 
暖冬気味で日中の冷え込みが少なく中にはお困り業界もある様ですがこっちは順調。
独楽用のストック材もたくさん有って作り放題やり放題。
 
幾つ作るかも成り行きで径違いの材料次第で寸法いろいろ進めます(*^^)v
 
どんぐり独楽8
8どんぐり15.JPG
切り落とし
5∮軸を3センチ余の長さに削り出して軸端をスキューの先で切断
 
8どんぐり16.JPG
1個
写真を撮り乍らの手間でようやく出来上がり
旋盤の下の台で回して振れずに回るのを確認
 
8どんぐり17.JPG
背比べ
左の本物のどんぐりと右のゴルフボールとで大きさ比べ
シャッターを押す瞬間にどんぐりコロコロ(^^)

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新木に引き継ぎ19 [独楽]

さて、独楽の回り方に影響する肝心かなめの軸削り。
軸を別に差すのと違って一体削り出しの独楽は作り手に依っていろいろ。
 
我がどんぐり独楽もその内の一つで特に軸は精密を要します。
精密と言っても寸法では無くて芯出しの事。
 
先に仕上げた実と殻斗の重みで軸削りで負荷を掛け過ぎると芯が振れるのです。
急がず慌てず太さを揃えて真っ直ぐに_(._.)_
 
どんぐり独楽7
7どんぐり13.JPG
スクレーパー
連載の冒頭で並べたツール三番目の名称が違っていました
パーティングではなくて刃先を独自に研いだこれ
 
7どんぐり14.JPG
長い軸
殻斗側から少しずつ削り出して独楽の大きさに依り長さ3~4センチ
重みのある実に振り回されて芯振れしない様に慎重に

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ちょっと休憩

いつもの大池公園ウォーキングで今年はユリカモメを多く見かけます。
カモは例年の様に数え切れない程居てユリカモメも負けないくらいたくさん。
 
縄張り争いは無い様で時には混ざって池を泳ぐ風景も。
それでもやっぱり同じ仲間と夫々で群れて時には池の淵に上がって日向ぼっこ。
 
カモは時々池に潜ってエサ取り?ユリカモメが潜るのは未だ見たことがありません。
 
ユリカモメ.JPG
ユリカモメ
池に架かる橋の欄干に並ぶ他に珍しく池の真ん中で群れになって
 
ユリカモメ6.JPG
間近で
カモとは何か泳ぎ方が違う?
 
ユリカモメ7.JPG
場所取り
いつもカモが居る所・・トリミングして外れた右の方の杭にはカモも

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新木に引き継ぎ18 [独楽]

実をワックスで仕上げ殻斗に線模様を入れて出来たどんぐり独楽の本体。
これで後は軸だけなので殆ど出来上がり・・とは行きません。
 
独楽は回して見ないと出来不出来は分からずこれは独楽職人さんもシロウトも同じ。
仕上げの締めくくりは軸に掛かって細いが故に本体が振れない様に真っ芯に削り出し。
 
本物のどんぐりにつま楊枝の軸を差すのと違って我がどんぐり独楽は一体削り出し。
軸は本体の大きさ次第ですが大凡は5~6∮で全体がそれこそ一体になる様に慎重切削。
 
過負荷を掛けず細く真っ直ぐにと軸削りに全てが掛かる独楽作りです(*^^)v
 
どんぐり独楽6
6どんぐり11.JPG
殻斗の形と軸
線模様を入れた殻斗の上部を整形しつつ軸との境目を削り込み
 
6どんぐり12.JPG
付け根は約5∮
振れずにきれいに回る独楽の成否は長い軸を削り出すこれから

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新木に引き継ぎ17 [独楽]

どんぐりの作りものをそれらしく見せるには実の形と帽子と呼ばれる殻斗の格好。
実を先に仕上げたのは殻斗にワックスが染むのを避けて且つバランスを見極める為。
 
実との比率を巧く取らないとこまとして回した時にフラフラしてきれいに回りません。
良くしたもので実も殻斗も見てくれをどんぐりらしく作ると結果も付いて来るのです。
 
実、殻斗、軸を始めの目印を目安に削るも結局は長年の経験と勘のアナログ加工。
他では見た事も無く我が独創と狭い視野で独り善がりのどんぐり独楽の造りです(^^♪
 
どんぐり独楽5
5どんぐり9.JPG
殻斗
普通は帽子と呼ばれる部分の削り出し
厚みは実の1/3くらいでバランスが崩れるときれいに回りません
 
5どんぐり10.JPG
筋入れ
本物の殻斗はボツボツの模様ですが代わりに線模様でそれらしく

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新木に引き継ぎ16 [独楽]

直径3センチ余と大きいのでどちらかと言えばクリに近い形のどんぐり独楽。
実と殻斗と軸とで細長くてこまとしてきれいに回る為には径と各部の比率が大切。
 
大凡の比率は図を参考にして削り出すものの実際には回して見ないと分かりません。
実の部分を削り出しても上手く回るか分からないまま取り敢えずは部分ごとに仕上げ。
 
毎度の事でつい様子を撮り忘れましたが削った後のワックス掛けは入念に。
布切れにワックスを付けて回転させた実の部分に熱くなる程に擦り込みます。
 
仕上がりはご覧の様にどんぐり色に輝いて上出来です(*^^*)
 
どんぐり独楽4
4どんぐり7.JPG
磨きとワックス
中目♯180と♯240のペーパーの後はサンディングワックス
 
4どんぐり8.JPG
ピッカピカ
実の部分だけそれらしく仕上がり

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