梅雨来たり明けて夏本番7

ペン作りは6月に続いてふた月目のレポートに入ります。

　

木工のウッドターニングでのペン木軸作りはアナログとデジタルの混同作業。

軸端はスペーサーの径寸法にキッチリ合わせ中間は膨らみを持たせて感覚での仕上げ。

　

ハンドメイドの特権で綿密に言えば唯一無二の形状に作り上げます。

加工の様子をツール裁きも紹介したいところ間隔が空いて撮りそびれました(*^^)v

　

ビーディットボールペン7

ターニング仕上げ

ツール(刃物)を駆使して形状削り

　

表面磨き

サンドペーパーの♯180～♯400で段階的に磨き仕上げ

梅雨来たり明けて夏本番6

木軸削りの本番に向けて材料作りから母材削り迄結構な手間と時間が掛かりました。

いろいろと手間暇掛けるのもペン作りの楽しみの内(^^♪

　

各種ペン作りの中で木軸削りは使用する樹種と仕上がり形状はその時次第。

斯くして同じものが無い世界にこれ一本の逸品が出来るのです(*^^)v

　

ビーディットボールペン6

木軸削りジグ

ペンマンドレルと呼ばれる数種類ある木軸削りのセットジグ

　

下準備完了

両端と中間のスペーサー金具の径に合わせてターニング準備

梅雨来たり明けて夏本番5

20年余の長年のペン作りでは部品のストックが結構有ります。

購入品の金具は勿論の事それ用の木軸は各種欠かさず作り置きして必要に即対応。

　

木軸の材料は所謂銘木と称される樹種でこれは殆どが仲間から無償で譲り受けたもの。

中には高価な希少材もありますが趣味道楽のペン作りではその時の気分次第でコスは無視。

　

中には稀な逸品があってプレゼントや展示即売で入手した方はラッキー(*^^*)

　

ビーディットボールペン5

軸端面仕上げ

木軸と挿入したチューブの端面を削って仕上げ

　

二本繋ぎ

次の工程で形状を削って仕上げます

　

ストック

一度には使いませんが必要に応じて使用

梅雨来たり明けて夏本番4

ペン木軸作りの難関は形状削りですがその前の工程も加工には気を使います。

木軸には両端にペン金具夫々を圧入するための黄銅製の7∮チューブを取り付け。

　

木軸の中心に通す穴は7∮ドリルであけますが偏芯はペケ。

回転する木軸の中心にドリルを正確に通さなければいけません。

　

旋盤に取り付けた木軸は正確に回転していますが反対側のドリルには僅かな芯ブレ。

時には回転する木軸の端面にツールの先でポイント穴を付ける事も有り(*^^)v

　

ビーディットボールペン4

通し穴

軸にパイプ挿入用の7∮穴あけ

　

パイプ

7∮穴へ入る様に≒6.9∮に作られているペン金具部品のパイプ

梅雨来たり明けて夏本番3

ペン作りの主役となる木軸の母材が出来ました。

次工程から細かい加工が続きますが先ずは角材から丸棒削りの簡単な加工が済みました。

　

各工程の加工に好き嫌いは無く夫々を楽しみ乍らのペン作りです。

どのペンも寸法と形状は違うものの似た様な工程でやり損ないは殆どありません。

　

それも長年の経験が有ればこその自信です(*^^)v

　

ビーディットボールペン3

木軸母材

17∮×170L

　

二分割

これから削って木軸作り本番