スッキリ五月晴れに肖って12 [ボウル]
実用には程遠いミニ茶壷。
取って置きの銘木カリンコブ材を使って手間を惜しまずに作り上げました。
ご覧の向きにはもの好きなと評されそうですが作り手にとっては愛しいお宝。
くどくどとは言わずもがなモノも気分も道楽の極みです(*^^)v
ミニ茶壷12 完
力作
結構な手間が掛かりました
自画自賛
二つと出来ない逸品です
感触最高
パソコン横の飾り棚に鎮座させます(^^♪
スッキリ五月晴れに肖って11 [ボウル]
木工品に表面処理塗装をする時は昔からネットで購入の木固め剤を使っています。
扱いが面倒でも木材の内部まで浸透して木の水分と化合して硬化し且つ防水の優れもの。
浸透性が強く水分と化合して固まると言うことは手に付けばとても危険。
そんな訳で使う時はビニール手袋をして取り扱いは注意深く油断なく。
アブナイ目をするだけの値打ちが有る表面仕上げ処理剤です(*^^)v
ミニ茶壷11
木固め剤
表面の硬化防水処理に20年来使用の特殊塗装
二回目処理
一回目の半日余の乾燥を待ってペーパー磨き後に再塗装
ダンボール紙に画鋲を刺した特製の乾燥台
内側
外側と同時に壺内側も二回処理
スッキリ五月晴れに肖って10 [ボウル]
手順に工夫の要ありの造りもそうそう作る訳でもないミニ茶壷の最終工程。
小さな蓋を仕上れば削りの加工はこれまで。
使ったカリン杢材は地肌の色も良くて小さな壺乍ら風情が感じられます。
このまま出来上がりとしたい処ですがそうは行きません。
焼き物なら次は炉焼きですが木製茶壷は表面の硬化塗装処理です(*^^)v
ミニ茶壷10
出来上がり?
ではありません、これからもうひとシゴト
合わせ
嵌る部分を壺口と現物合わせの仕上げ加工
素上がり
陶器ならろくろ加工が済んだところで後は焼き上げに当る表面処理
スッキリ五月晴れに肖って9 [ボウル]
実用には??の大きさと形に拘ったミニ茶壷の蓋作りはこれもミニ寸法で凝った形です。
時々作る実用的な茶筒の内蓋と同じ形で大きさはその約半分近く。
寸法的には半分よりも大き目ですが見た目は半分(^^)
形と言い大きさと言いカワユイ見てくれは思った通りの出来で良し良し(*^^)v
ミニ茶壷9
切り取り
蓋の外側(右)を仕上て切り取り
ミニ蓋
外径48∮×厚み11t×抉りツマミ20∮×6h
スッキリ五月晴れに肖って8 [ボウル]
ボウル類の容器には蓋付きのも有ってミニ茶壷もその類です。
ミニと言うだけあって蓋の大きさも殊更小さくて削り難くその分作り甲斐有り。
実用には向かないと分かっていてもミニに拘って作るとは文字通りのもの好きかも。
趣味道楽とはそんなものと変に悟った思いでもの作りに励むのも好きなればこそ(^^♪
ミニ茶壷8
ツマミ部分
20∮×≒6深さに掘り込み
形状
本体の壺口に合わせて茶筒の内蓋と同じ形状で削り出し