マーチを奏でて春が木た9 [小物]
木工シゴトとしては極簡単な木軸の穴あけを済ませました。
序に頼まれた筆置きに少し手こずったもののきれいな出来に作り手も満足。
先方へ出来上がりを連絡して近くの市文化会館で落ち合って手渡し。
ふぅ~っ!疲れはしませんでしたが一件落着でいつもの満足感(*^^*)
毛筆用木軸9 完
33本
内3本に割れが出るも実用に差し支えない25L程切り落としてあけ直し
完了
筆置きも軸穴あけも先方の希望通りに出来て即手渡し
マーチを奏でて春が木た8 [小物]
ホームセンターなどで購入の木材の内丸棒類は径があまり精密ではありません。
支給された6∮棒もロットに依るのか0.1ミリ台で±の径誤差と表面も粗い仕上がり。
いくら芯を出して旋盤に取り付けてその真ん中に穴をあけても材料次第で割れが。
前にいろいろ試して設定した最大で安全な穴あけは4.5∮。
それでもと思って6∮棒に5∮のドリルを通して見るとあける途中で割れが出てダメ。
分かっていて承知でやって見るのも木工道楽の技の向上心(*^^)v
毛筆用木軸8
4.5∮
6∮の丸棒に最大の穴あけは4.5∮が限度
肉厚0.75ミリ
芯出しして取り付ければ真っ芯の真ん中に正確に
試し
4.5∮のところを5∮であけるとやはり割れてダメ
マーチを奏でて春が木た7 [小物]
前回に木工旋盤の芯出し作業についてくどくどと記しました。
細い6∮軸を取り付けるには芯出しが一筋縄では行かず一本目から根気の作業。
作業と言う程でも無い高が一本の棒の芯出しに穴あけ加工の大半を費やす始末。
更に芯押し台にセットしたドリルチャックとそれに着けたドリル先も僅かに芯ずれ。
一度に両方の芯が一致する事は殆どなく回転する棒の真ん中への穴あけにひと苦労。
木工好きでなければ務まりません(*^^*)
毛筆用木軸7
1/33
一本目の芯出しようやくOK
ガイド穴
いきなりのドリルは芯狂いが出るため中心に刃もので芯決め
目印
右側から立てるドリル先はやはり真っ芯ではなくこの芯穴でガイド
マーチを奏でて春が木た6 [小物]
頼まれものの本命木軸の穴あけに掛かります。
長さには関係なく丸棒の径の真ん中への穴あけは木工旋盤の精度上案外の難しさ。
加工品に合ったのを選別する各種チャックは旋盤への取り付け時に微妙な芯ブレ。
更にチャックで加工品を挟むとこれまた必ずと言う程に芯ブレ。
チャックは旋盤本体へねじ式の嵌め込み、加工品はチャックの開閉式ツメで挟み留め。
何のことやら理解が難しい構造と要因が重なって加工前の段取りに手間掛かり(*^^)v
毛筆用木軸6
木軸33本
長く見えますが6∮×300Lの穴あけ準備
芯出し
木工旋盤の常で加工品はチャックの挟み具合で芯ブレが多発
時には5回も6回も挟み直して調節
マーチを奏でて春が木た5 [小物]
頼まれものを先方の希望は多分こんな具合いと推測して作るのはよくある事。
本来の筆用木軸穴あけの序に託された筆置きは作り手の思い通りに出来上がり。
始めは絵筆を使用中の仮置き?と思ったものの出来て見ると用途は別?
若しかすると穴あけ木軸に穂先を付ける作業中の置き場所かも。
筆作りの事は無知でも多分そうだと独り合点(*^^*)
毛筆用木軸5
上々
両側からたくさん置けそう
座り良し
12∮半丸溝は細筆太筆何でもござれ