春が来た7 [ペン]
今更乍らですがマグネット万年筆のマグネット構造を確認して見ました。
その結果、金具全部がマグネットと思いきやとんだ大間違い(^^)
それを確認するのに何か金具をと机の中を探すも何と磁石が付かないステンレス製ばかり。
ようやく小さなクリップを探し出して挟む部分の片端をペン金具に当てて見ると。
何とキャップ金具の奥の部分だけが磁石で他は全て普通のメッキ金属。
なるほど余分なコストは掛けていないと感心しきり(*^^)v
マグネット万年筆7
万年筆の構造
インクビン用スポイト、インクカートリジ等一式→筆記状態
キャップ(奥の部分だけが磁石)と軸テール→キャップとペン先
春が来た6 [ペン]
木軸が仕上がると各金具を夫々の部位に取り付けです。
ペン金具は種類を問わず全てが木軸に挿入したパイプに圧入固定出来る精密品。
金具をパイプに圧入する専用プレスも販売されていますが当方はボール盤を使用。
ドリルチャックに木製の丸棒を取り付けて穴あけハンドルでのプレスで充分。
木軸の加工に時間が掛かるのに比べれば金具の取り付け組み立てはあっと言う間の数分。
それも慣れればこその事ですが(*^^)v
マグネット万年筆6
ペン金具のプレス
キャップ木軸のペン先側にマグネット金具を圧入
クリップ金具
キャップ木軸に圧入して出来上がり
木軸
ペン先側とテール側に夫々の金具を圧入して出来上がり
春が来た5 [ペン]
ペン作りの面白さは購入したペン金具に合わせての木軸作りに尽きます。
木軸両端径は金具に合わせるものの中間はストレートにしたり膨らみを持たせたり。
マグネット万年筆は今迄に無い太軸なので軸側はストレートでキャップ側はやや膨らみ。
軸形状を仕上げて見ると・・この太さは手の大きな男性用?(*^^*)
マグネット万年筆5
セッティング
軸側とキャップ側の両端と真ん中に手製スペーサーを挟んで切削段取り
仕上げ削り
各軸の両端をスペーサーに合わせて軸形状の仕上げ
コーティング
接着剤を塗って硬化処理
春が来た4 [ペン]
マグネット万年筆の木軸には他のペンと同じく部品取り付け用のパイプを挿入。
これが今迄になく太いのでキャップ用木軸に大きな穴をいきなりあけて割れて失敗。
ペン作りでの失敗は殆ど無かったので軽く考えていたのが高価な寄木をムダにして唖然。
作り直しは下穴をあけての二回あけで何とか出来たものの悔しさは晴れません。
何事も慣れは必要なるも基本を忘れずにを痛感です(*^^)v
マグネット万年筆4
穴あけ
木軸に挿入するパイプ穴は軸側12.5∮とキャップ側10.5∮
太いパイプ
他のペンよりもかなり太く右側のキャップ用は下穴と二回あけ
セット
組み立て部品数は8個で他のペンと同数