霜月、師走と早くも一年2 [独楽]
どんぐりの実と帽子を削り出した後は実の表面加工。
実の最終表面仕上げのオイル塗布前にサンドペーパーでツルツルに磨き。
形を削り出すのも楽しいですがその表面を磨いて見映え良くするのも結構楽しい。
銘木ウォールナットの茶色い生地は如何にもどんぐりらしくて素晴らしい(*^^)v
どんぐりこま8
実の磨きⅠ
サンドペーパー#180~
実の磨きⅡ
♯400で仕上げ
霜月、師走と早くも一年 [独楽]
さて、11月に入ってもどんぐりこま作りは続いてこれから年末迄じっくりと進めます。
どんぐりの実も帽子と呼ぶ殻斗も本物に見える様に細工を施し手間掛かり。
特に帽子は細かい筋を入れたり実に被っている様にと境目を実に沿って切り込んだり。
別々に作って繋ぐよりも一体削りの方がはるかに本物らしい。
ウッドターニングの面白さとテクニックを楽しめてグッド!(^^♪
どんぐりこま7
帽子(殻斗)の細工
刃先を当てて筋の切り込み
微細な殻斗
筋を何本も入れて実との境目も奥へ切り込み
天高く神無月6 [独楽]
木工細工のどんぐりこまは形状をそれらしく且つきれいに回る事が必要不可欠。
本物のどんぐりは一般にも馴染みなので形状は実と帽子が揃えばそれらしく見えます。
今迄数多く作ったお陰で材料径に合った全体の大きさも容易く設定。
長期に亙るレポートで10月分の進行具合は1/3となりどんぐりらしさが出て来ました(^^♪
どんぐりこま6
どんぐりの実
こまの要所部位で先端の尖りと丸みのバランスが大切
どんぐりらしく
殻斗(帽子)の形状を削り出し
天高く神無月5 [独楽]
ウッドターニングのツール(刃物)捌きには勘に頼る処が大です。
今使用中のボウルガウジと称する内側が円弧になっているツールにはテクニックが必用。
以前に木工同好の方から刃物が食い込んで危なくて仕方ないと使い方を問われました。
回転する材料にツールの凹面を上にして当てれば当然食い込んでキケン。
加工品を刃先で迎い削るのでは無くて回転の中心よりも下目に刃先を少し伏せ気味に。
これは教えて貰わないと解らないコツ(*^^)v
どんぐりこま5
テクニック
一見何でもない様な削りでも刃先の当て方次第でガクンッ!と食い込み
どんぐりの先っぽ
先の微妙な尖りがこまの回り方に影響