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来た木た春が17 [小物木工]

天秤オモリ用二種類の寸法違いのウキキャップ。
キャップと合わせる為に見本に預かったオモリの27号は針金なしで30号は針金付き。
 
27号用は針金を通す2∮穴をあとからあけて針金付きの30号用は先にあけました。
前の記事でどうして工程手順が違うのか分からなかったのが作る内に思い出しました。
 
針金なしの27号オモリはそのままキャップに差して合わせるだけですが30号は針金が邪魔して差せないので2∮穴を前以ってあけて置いた次第。
 
分かればな~んだそんな事だったのかと納得するもウキキャップを使う側には関係なし。
もの作りの工程手順は作り手のイノチと改めての実感です(*^^)v
 
天秤ウキ17
17ウキ40.JPG
ストレート
口元からの三段穴あけの後は外側の約2/3長さを径仕上げ
 
17ウキ41.JPG
27号用との違い
針金穴2∮を先にあけた訳を思い出しました
30号オモリは針金付きでウキキャップ嵌合確認の時に2∮穴に通すため
 
17ウキ42.JPG
向き換え
次は先っぽを流線型に削ります

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来た木た春が16 [小物木工]

急に工程変更と言っても二段のドリル穴を三段に増やしただけ。
時間はほんの数分余分に掛かるだけなので大勢には殆ど影響なし。
 
これでずんぐりしたオモリとウキキャップの嵌め合いは完璧の筈。
念のために嵌めて見るとぴったりでぐらつき無しは思惑通り。
 
一工程分手間を掛けただけなのに細やかな事でも大満足(^^)/
もの作りには作り手の満足感も必要不可欠です(*^^*)
 
天秤ウキ16
16ウキ39.JPG16ウキ38a.jpg
二段目
急遽当初の一段目から変更
 
16ウキ38.JPG
三段目
図通りに14.2∮を12ミリ深さに

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来た木た春が15 [小物木工]

繰り返し作る天秤ウキも30号用は工程途中でいきなりの加工変更です。
前の27号用のオモリ穴を以前は段あけだったのをストレート穴にして手間省き。
 
今度の30号オモリはウキキャップが被る部分がずんぐりして嵌め合いが不安定。
グラついて先方がエポキシ塗料で接着するにしても作り手としては何か気に掛かります。
 
そこで二段穴を急遽三段穴に変更して一番奥をオモリ先の太さに変更です。
良かれと思うことは思案よりも先ず実行(*^^)v
 
天秤ウキ15
15ウキ36.JPG
真っ芯
2∮ドリル長さいっぱいの40ミリ余の深さまで
 
15ウキ37.JPG
向き換え
余分な長さを切り取り後図の13∮を変更して10∮穴を25ミリ深さまで

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来た木た春が14 [小物木工]

同じ天秤ウキでも前のよりも少し長目の30号用は手順が変わります。
どうして違うのか記憶が定かではないのですが向き換えの時に芯が狂い易かったのかも。
 
何回も同じものを繰り返し作る時に工程の手順替えはままある事。
それを繰り返すと段々手間が減って効率が上がる筈?
 
さに非ず、何せ気儘マイペースの木工なので能率は二の次で余程手間が増えない限り好きな様に進めるのが趣味道楽の続く秘訣です(*^_^*)
 
天秤ウキ14
14ウキ34.JPG
30号用
27号用よりも少し長目で約70L
 
14ウキ35.JPG
先端穴
ドリル長さが穴長さいっぱいなので?芯狂い防止で始めに2∮の穴あけ

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来た木た春が13 [小物木工]

天秤27号用のウキキャップ20個+予備1個を数日掛けて作った次は30号用。
流線型の削りも穴あけもかなり慣れて来たので後は早く出来そうです。
 
日当たりの良い日は寒さも冷たさも感じず旋盤を操る背中に陽が当たってぽっかぽか。
木工シゴトの大方は木粉や削りクズが飛び散って大変ですがウキキャップはそれが無し。
 
作るものの大小に好き嫌いは無いものの小ものは楽~(*^^*)
 
天秤ウキ13
13ウキ32.JPG
天秤30号
27号よりもひと回り大きくて預かり見本は針金付き
本当は2本付いているのをウキキャップを通す為に1本を切り取りとの事
 
13ウキ33.jpg
オモリに被せる穴は二段

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