マーチを奏でて春が木た13

初めてでもなく手順も大方は決まっているのに進みの遅いタッセル。

最近の木工は偶々ウッドターニング品依頼が続いて各種ツール(刃もの)を頻繁に使用。

　

タッセルは材料が堅材では無いので切れる刃ものでないと削り面が肌荒れになりがち。

そこで使うツールを使っては研ぎ使っては研ぎの繰り返し。

　

せっせと励む割にシゴトが捗らないのはツール研ぎの所為と他人事みたい(*^^*)

　

タッセル4

口元

15∮よりも少し大き目と7Ｌに削り出し

　

穴あけ

7∮ドリルで約55ミリ深さの止め穴

マーチを奏でて春が木た12

形状の表現が難しいタッセルは本体が球状で上部が15∮×4tの座と+10∮×3tの首部。

下部は上部と同寸の球から続く首と3H・3H×30∮の台形。

　

何のことやら意味不明ですが球を立てて置いて上の穴に削り華を挿して飾るインテリア。

気の済まない向きには初回の図と写真をご覧あれ(*^^)v

　

タッセル3

目印し

精密品ではないものの口元の座、球本体、台座と正確に

　

口元

先ずは径15∮と厚み7ミリを削り込み

マーチを奏でて春が木た11

タッセルの依頼数は30個と多め。

上下に小さな座を付けた球を削り出し縦真ん中に穴あけなど手間掛かかりの大シゴト。

　

いつもは無償なるもただ程高く付いては申し訳ないと今回は少々の手間賃を。

少し前に他から依頼されたどんぐり独楽と同じく1個に付き菊花柄穴あきワンコイン。

　

少額とは言えお代を頂くとこっちの方が気を使うので本当は意に背きます。

もの作りは難しくも楽しいものの世間のお付き合いは殊更難しい(*^-^*)

　

タッセル2

丸棒

先ずは材料の角を削り落として丸く

　

長尺

材料が長くそれよりも短いの刃もの台の長さに合わせて仕上げ

　

タッセル30個分

材料次第で径は40∮～45∮

マーチを奏でて春が木た10

もう何回もupしたタッセルなるものの登場。

事の始まりは知り合いのその又知り合いの方から頼まれたカーテン留めの房飾り用木芯。

　

要するに紐を留めるインテリア風の飾り。

ウチでは使っていないので初めは何の事やら分からずネットで検索してなるほど。

　

数年前に作って暫くの後、知り合いが違う用途で作ってとの依頼が事の発端。

作り乍ら追い追い詳しく説明します(*^^)v

　

タッセル

材料

樹種は諸々で共同工房のストック材を製材して角落としして持ち帰り

　

図

今回用に標準サイズと改正サイズを製図

　

前回

知り合いが趣味で作る飾り華をタッセル利用で一輪挿しに

木が急くでも無し師走14

木工もの作りは用途に合ったものを丁寧に作るのが常。

タッセルなるインテリア風の房或いは紐留めの実用品も然り。

　

但し今回は用途違いのインテリアに使うとかの依頼で20個を製作。

依頼者の趣味の一つで削り華の飾り用。

　

一輪挿しとは思いも寄らぬ斬新な発想に恐れ入りました(*^_^*)

　

タッセル6　完

手順はいろいろ

能率を上げるべく一個目とは違う順序で作っても掛かる時間は変わらず

　

20個

依頼分だけ作るのにかなりの日数

　

削り華一輪挿し

なる程こう言う使い方も