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一年の締め木り23 [独楽]

合格こま作りの締め括りに本邦初公開のロードショーです(前に他でもあった様な^^)。
当ブログの動画容量5MBでは始めから終わり迄を一遍には収め切れなくて分割しました。
 
先ずは合格こま2セットを回して前後余分な動作でかなり大容量のクランクアップ。
それを10MBの一編に編集して更に二分割。
 
10MB/2は5MBの筈がそうは行かず画面の辻褄が合う様に再編集。
木工細工も思う様には出来ませんが動画編集は更に意の儘にならずでした。
 
今日は大晦日、拙いブログをご訪問頂き有難うございました。
良いお年をお迎え下さい、そして来年も良い年になります様に(*^_^*)
 
合格こま12 完
前半
1個目を回した後2個目から開始
 
続き
1個目が回り終わった後2個目の続きから終わり迄

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一年の締め木り22 [独楽]

合格こまは出来上がると一個(組)ずつチャック袋に入れてお嫁入りの支度です。
他のこま同様に回し方に説明は不要でも必ず説明書を付けて懇切丁寧に。
 
数え切れない程の手間を掛けた可愛い作品は作り手の密かな自慢。
どう?これ面白いでしょうとは口に出さなくても行った先で大切にされます様にと。
 
年末になっていつもの木工道楽も恙なく大した失敗もなく過ごしました。
長年の事とて作品がマンネリ化しつつそれも結構と自分に言い聞かせています(^^♪
 
合格こま11
11合格こま25.JPG
試運転
こまの回りを確かめた次は台の上で回して更に様子見
 
11合格こま26.JPG
確認
回り具合と止まって落ちないのを数回確かめて出来上がり
 
11合格こま27.JPG
袋詰め
一組ずつ取説を入れてチャック袋に

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一年の締め木り21 [独楽]

こまでも他の木工品でも動くおもちゃは一個作る度に具合を確かめます。
きれいに回るかうまく動くか出来はどうなのか試運転と見映えの検査。
 
特にこまは回した時に止まっているかの様に見えるのが大切。
出来上がりは一発勝負の感で出来不出来は半分運次第。
 
軸のブレは大方がこま本体の木質密度に依る偏芯に因ありでその修正法は要熟練。
こまを置いた時に軸を中心に傾いていつも上になる方を何とかするその方法は?
 
軽い方にオモリを埋め込んで引力のバランスを取るのがその解決策(*^^)v
 
合格こま10
10合格こま23.JPG
勢揃い
別に作った台の数だけこまも数揃え
 
10合格こま24.JPG
回り方
中には右側の様に振れ気味なのもあり別途修正

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ちょっと休憩

周りに花が少なくなった冬場に公園の花々を紹介し続けて今年最終のちょっと休憩です。
今回は家の玄関の上がり框に長年鎮座しているシャコバサボテン。
 
どこかから頂いてもう長い事経ちますが特に手入れをするでも無く去年花が終わった後多肉植物用の専用土に植え替えてやりました。
 
偶々それが良かったのか萎れ気味だったシャコバに元気が出て花がたくさん咲いてます。
因みにシャコバとは蝦蛄(シャコ)に似た葉(本当は茎らしい^^)からの由来との事。
 
シャコバサボテン1.JPG
シャコバサボテン
12月に入って蕾が目立ち始めた頃
 
シャコバサボテン2.JPG
一週間くらいで少し膨らんだのと未だ固いの
 
シャコバサボテン6.JPG
隠れた上にも右にも何輪かと左の玄関側はもう満開に
 
シャコバサボテン5.JPG
きれい
華麗な花びらは言葉で表せない姿

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一年の締め木り20 [独楽]

年末が迫っても盆正月の無い木工道楽は合格こま作りに一心不乱。
お陰で冷え込む寒い日も少なくその所為かどうか失敗作も出ず順調なもの作り。
 
日常は世間の皆さま同様に凸凹起伏の良い事逆の事いろいろですがそれはお互いさま。
趣味に没頭して好きな事で夢中になれば他の厭な事も帳消し出来て一石二鳥です(^^♪
 
言葉にすると浮世離れの感ありの道楽でも機械と道具を操るには気の緩みは許されず。
一個のこまを作るのに種々諸々の削りと細工は楽しみの他に作り手の努力も必要。
 
合格こまの工程解説尤もらしく続けましたがいよいよ終盤です(*^^)v
 
合格こま9
9合格こま21.JPG
新仕様
少し前から軸端の矢印形に瞬間接着剤を塗って硬化処理
滑らかになって回りも良く尖った先の摩耗防止で耐久性もup
 
9合格こま22.JPG
量産進行中
矢印形軸端は超精密に他は0.5ミリ程度の誤差容認(^^)/

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一年の締め木り19 [独楽]

真冬でも南東向きで日当たり良好の我がガレージ作業場。
お天気さえ良ければ家が風避けになって寒風もどこ吹く風です(^^)/
 
こま作りや他の木工細工でも年中無休で但し気の向いた時。
息を止める様な細かな加工は得意中の得意と粋がり乍らの合格こま作り。
 
加工の様子を詳しく掲載していますが画像を滅多に撮らない計測の場面。
他でも頻繁に使っていますがノギスでの寸法確認。
 
日常ではあまり目にする事はないと思いますがもの作りの現場では当たり前の計測器。
加工品の径、厚み、長さを1/20ミリ単位で測れてもこまの精度はラフで0.5ミリ(*^^)v
 
合格こま8
8合格こま18.JPG
仕上げ
上軸を細く削り刻み目に彩色をして裏側を削り込んでペーパー磨き
 
8合格こま19.JPG
裏軸
合格こまの特徴でもある矢印形の削り出しは専用の小型ツールで慎重に
整形と切り取りの同時進行
 
8合格こま20.JPG
1個
形は出来ましたがもうひと細工

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一年の締め木り18 [独楽]

こま本体に別材の軸を打ち込んで軸を削り出す分のミズキ材を節約する合格こま。
10∮の太めの軸を差す理由は細く削れば一体削りと同じ芯振れ無しに仕上がるから。
 
本体と軸を接着乾燥の合間に模様刻みをして時間を稼ぎます。
テクスチャリングと称する特殊ツールでの細工はチカラ仕事だけに汗をかかない冬は楽。
 
毎度の事ですがテクスチャー(織り目)刻みはフリーハンドでその都度の模様は不定。
回転体へのツールの当て具合いとチカラ加減で刻み模様は微妙に異なります。
 
先ずはこま上面を削ったり刻んだりで着々と進行(*^^)v
 
合格こま7
7合格こま15.JPG
テクスチャー
我がこま作りの売りと自負する専用ツールで低速回転の模様刻み
米国製のツールは丈夫で長持ち
 
7合格こま16.JPG
独特な模様
刻む度に変わる織り目模様の内外周に溝を付けて仕上げ
 
7合格こま17.JPG
軸削り
接着成った10∮軸を7~8∮に仕上げ削り
これで一体削りと同等の芯振れ無しのこまに

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ちょっと休憩

いつも行く公園の南西角は大きな幹線道路の交差点でその向こうは大型商業施設。
公園の南側は歩道に沿って長い花壇が連なっています。
 
花壇は年中草花が植えられていて春と秋にはいつの間にか植え替え。
秋に植えられた草花は冬を越して春まで長持ちです。
 
花壇の巾は1メートルくらいあって草花が大きくなるとそれは見事に。
その割に公園側からは目先が離れ歩道を歩く人は少なく車の往来が激しいだけ。
 
車の中から花壇の花が目に映るでしょうか。
 
パンジ1.JPG
色とりどり
何種類もの草花がこれから育って賑やかに
 
パンジー2.JPG
パンジー
いつもは他の色も混じるのに今年は何故か黄色ばかり
 
パンジー3.JPG
南側
右は公園内の通路でその右は大池、花壇の左側は一般歩道

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一年の締め木り17 [独楽]

こま作り何てこま本体も軸もサッ!と削り出せば出来上がりとは行きません。
こまに最適のミズキ材は一般には入手出来ないので軸に別材を使って材料の節約。
 
幸いにも軸材はホームセンターにラミン材の丸棒が各サイズ豊富。
白くて木目が殆どなく見た目はミズキ材そっくりで安価品。
 
ミズキより少し軽くてもこまの芯なので回り方を左右する遠心力には影響なし。
こまだけで無く木工細工全般に用途広く活用している優れものです(*^^*)
 
合格こま6
6合格こま12.JPG
軸穴
10∮穴を約40ミリ深さまで
 
6合格こま13.JPG
接着
軸穴とラミン材10∮棒の両方に木工ボンドを塗って打ち込み接着
 
6合格こま14.JPG
接着待ち
軸長さを約40ミリに切って接着剤の乾燥待ちの間にこま裏を少し削り込み

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一年の締め木り16 [独楽]

こま回し台を何個か揃えた次は本命のこま作り。
本命とは言っても台とセットになっての合格こまなのでどちらも大切な相棒。
 
本来こまは軸と本体を一体に削り出すもので別々に作ってはバランスが崩れがち。
ところがそれではこま本体よりも軸を削り出す分の方が多くの材料を消費する事に。
 
そこで我がこま作りは先ずは軸無しの本体を作ります。
径の大きさ厚み横から見た形状削りに模様付けetc.とこま作りの妙味満載(*^^)v
 
合格こま5
5合格こま10.JPG
ストック
ミズキ材を約45∮に削った合格こま専用材
白くて硬くて木目が目立たないのでこまには最適
 
5合格こま11.JPG
端面仕上げ
我がこま作りで特徴のテクスチャー(織り目模様)刻みのための下準備

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